東京で、どこに行くにも地下鉄であちこち行っていたわけで。
「運転免許なんかいらん」
「車の維持費なんてばかばかしい」
「免許があると、好きな酒が飲めない」
なんてこと、嘯いていたわけです。
あれ、この漢字、なんて読むんだ?
『うそぶいて』と、入力して変換したら、こんな字が出てきちゃったのでした。
㊀とぼけて、知らん顔をする。㊁偉そうに、大げさなことを言う。㊂(物事に感じて)詩歌を口ずさむ。㊃ほえる。
これは、新明解さんのページからいただきました。
今回の場合は、・・・えーっと、まぁ、一番近いのが、「偉そうに、ほえる」ってところでしょうか。
でも、東京ではいいのです。
というか、ないほうがいいでしょう。
だって、駐車料金どこも高いし、駐車場維持するのもたいへん。
でも、ね。
東京を脱出して、田舎暮らしをする場合、つくづく、あったほうがいいと思うのが、その、無用の長物、免許でしょう。
もちろん、写真付きの、正式なやつね。
いま、免許証を確認したら、平成24年7月に取得しています。
西暦でいったら、2012年。
じつに、わたくし58歳のときだったのですね。
しかも、限定ではなく、MT車で取得したのです。
なんでかなぁ。
じつは、シフト操作をしたいと、秘かに思っていたのでした。
これで、あとあと、苦労したことを、そのとき、知る由もありませんでした。
でも、MTでよかったとも、思っているのも、明確な事実であります。
意外にいける免許取得
こんな見出し、もう、これですべてを表しています。
じつは、今だからお伝えできることですが、免許取得のポイントが、なんと、筆記試験です。
これは、最後の最後にいきてきます。
くれぐれも甘くみず、ちゃんとやりましょうね。
つぎが、教習所に通うのでしたら、教習所と仲良くするのがいいですね。
とうぜん、教官諸氏とも、ね。
これも、あとあと効いてきます。
実技は、できれば、どんどん、空いていれば、一気にやっていくのがいいでしょう。
筆記の勉強の、パソコンでしょうから、空いている時間、どんどん繰り返すと、回答のヒントが見えてきます。
これは、まぁ、クイズ番組の出場者の気分になるのがいいかも。
最初は、
「選択肢、ぜったい引っかけだよね」
なんて思えるのが、じつは、正答だったりします。
そのうち、選択肢の裏側が見えてきます。
これ、安全のためには、必要だな、と思えてきたりします。
ただし、いわゆる「ひっかけ」もあります。
それも、裏側を想像しましょう。
実技は、もう、これは、教官に自分の弱点を伝えるのがいいです。
これは、ぜったいです。
「半クラッチがうまくできずに、エンストしちゃいます」
これは、実際に、私が教官に言ったことです。
しかも、路上最後の2時間前のこと。
もう、半分あきらめ始めていた時でした。
とても厳しく見えた教官が、その1時間で、みっちりと「半クラ」を教えてくれたのでした。
目からうろこ、いえ、手足からかさぶた・・・が落ちたみたいでした。
しかも、最後の路上試験、その教官が、担当でした。
一発オーケー、予定より3時間ほど早く終了。
なんと、請負制の教習費用から、いくばくかのお金が戻ってきたのには、まるで、お祝いをもらったような気分になれました。
免許センターでの試験も、余裕しゃくしゃくで、受けられたのは、いうまでもありません。
あとが問題・さっそく物損
よかったでしょう。
もう、うれしくって、ネットで中古車をさがしまくり、パジェロミニの出物を購入。
電車で受け取りに行ったのでした。
ただ・・・。
受け取って、最初に入った、ガソリンスタンドで、なんと、エンストしちゃったのは、ご愛敬かな。
そのあと、ちょっとしたことで、物損事故。
あちこち、山道を走り、なんと、1年間で2万キロ走ったのでした。
楽しゅうございました。
活動の幅がぐっと広がった気分です。
アウトドアの趣味へも、はまっていきました。
まあ、遊びもいいのですが、田舎暮らしでは、職業選択でも、普通免許は、必須かもしれません。
もちろん、無くてもいいんです。ない場合は、無いなりのお仕事もあるでしょうが、きっと少ないかもしれません。
そんなこんなを思い出した日々です。
明日は、大雪だと、ニュースで言っています。
ちょっと楽しみです。