昨日までの連休。どうだったんでしょうね。
こちらのニュースを見てください。
KDDIによりますと、午後3時台の主な観光地の人出は前の日と比べて軽井沢で27.1%、江の島で36.5%、箱根で13%減るなど感染が拡大している東京に近い地域で減少しました。一方で、愛媛の道後温泉で8.2%、長崎の観光通りで9.2%、大分の由布院で18%など多くの場所で人出が増加しました。去年に比べても1割から4割程度増えています。
ということで、どうも首都圏から近い観光地では減少しているのに、なんと、首都圏から遠い観光地では、去年に比べて増えているんですね。
これは、4連休の3日目だった7月25日の人出を調査した結果だそうです。
私も、出雲市の観光名所っていっていいでしょう・・・、出雲大社の近辺、神門通りを通ったのですが、まぁまぁの人出でした。
地方の観光地が密に?
この報道のキャプションを読むと、こんなところかなぁ。ね。
でもね、どうなんでしょう。
首都圏から遠いところの観光地に住んでいるわたしとしては、やはりちょっと気になるところなんです。
だって、今のところ、島根県では、観光客による新型コロナ感染は発生していないようなんです。
松江市のいわゆる接待をともなった飲食店の関係者お客様たちや、東京でのライブハウス的劇場での感染者ぐらいなんです。
最近、近郊の市役所の方も感染したようです。
ただ、純粋に、県外からの観光客による感染とかクラスターはないのではないでしょうか。
だいたい、やね・・・。もともと人口密度の高くない地方は、日ごろの生活では、密になることは稀なんですね。
だって、満員電車にのることもないし、そ、車通勤がほとんどです。だから、仕事帰りにちょっと一杯なんてことも、あまりないのです。もちろん、たまにはあるんです。
そういうときは、運転代行なんて頼むわけです。
すると、タクシー代プラス代行代がかかるわけですね。
長距離だと、飲み代よりも高くなっちゃったりして。
こういうの、本末転倒、食い倒れならぬ、のり倒れって?
ところで、今回の新型コロナ感染と人口密度について、まぁ、当たり前と言えば当たり前なんですが、相関関係ありそうなんですね。
感染と人口密度
これが、名古屋工業大学の先生が発表なさったんです。
新型コロナウィルス、人口密度と気温・絶対湿度が影響
~新型コロナウィルスの拡大・収束期間、感染者数・死者数の分析結果について~
すごいでしょ。
そこに、相関関係のグラフもあります。
ぜひ、ご覧ください。
で、かんたんにまとめちゃうと
各県における感染拡大期間・収束期間を算出したのち、様々な因子と統計分析を行いました。特に、感染拡大・収束期間が、どの要因(気象や国土、人口など)と密接な関係があるかに着目しました。
その結果、感染拡大・収束期間は、これまでほとんど指摘されていなかった人口密度との関係が強いことが確認され、いわゆる「三密」の効果は人口密度で近似されることがわかりました(図1左 参照)
ということです。
人口密度が高いほど、拡大期間・収束期間ともに長くなるということでしょう。相関関係ですね。
ところで、人口密度?
これは、もう、総務省にお願いしましょう。
まぁ、予想通りな図です。
で、問題の感染者数ですが、この4連休の2週間後、ちょっと気になります。
心配です。