皆さん、ご存じかと思います。
とくに、フィギュアとかプラモデルとかお好きな方。きっとご存じでしょう。
伝説の経済評論家、しかも米国ミシガン州生まれ。
ミシガン大学にはいるも、2年生の時に来日し、甲南大学に留学。
協和銀行のシカゴ支店に就職。その後、1988年に再び来日。
東京本店に異動。
1992年退職。
まだ東京だった
じつは、このころ、私は彼とお仕事をすることになりました。
面倒なので、仮に、彼をSHとしましょう。
銀行マンだったし、テレ朝の朝生などに出演していたため、コメンテーターとしてよく知られている、こんな方です。
この写真、たぶん、20年ほど前のものでしょうか。ちょうど、番組のリポーターをお願いしたころの感じです。
詳細なプロフィールがありました。こちらをご覧くださいね。
現在は?
そう、SHさん、それは、ホビーリンク・ジャパンの創始者でもあり、取締役会長スコット・ハーズさんです。
どうですか。この自信に満ちたまなざし。手にしているのは、米軍プロペラ機でしょうか。不敵な笑みがちょっと怖くなります。
彼、SHさんとお仕事したのは、1999年の春に放送された2本のドキュメンタリー番組でした。
1本は、2000年を直前にして、いわゆるコンピュータの2000年問題をテーマにしたものでした。彼をレポーターとして、某PCメーカーや運送会社、なんとチョコレート会社などを取材したのです。メーカーや運送会社は、もうその頃はすでにPOSシステムが運用されているし、出荷・配送現場はロボットが大活躍していたのでした。
もし、それらが、1999年から2000年になったとき誤動作したらどうしようなんてテーマでした。
もう、2020年ですから、お忘れでしょうか。1999年までは、データは下2桁で管理していたのですね。例としては98年とか99年とか、です。それが、00年になったらどうなるの?ってお話です。
もう1本が、パソコン先進小学校でのあれやこれやでした。
その2本を、SHさん、スコットハーズさんといっしょに取材したのでした。
じつは東京脱出
1本目は、ほとんど東京近辺のロケだったので、まぁ、単なるお仕事の付き合いでしたが、2本目は、兵庫県でのロケがほとんどでした。したがって、宿も共にしたのでした。まぁ、宿といってもビジネスホテルではあります。
面白いエピソードがありました。
彼とのロケ出発の待ち合わせは、六本木のマクドナルドでした。朝早くからやっているし、コーヒーはあるし、そこで彼をピックアップしたものでした。
当時、私が所属していた会社も六本木、技術スタッフの会社も六本木だったのです。
この、マック、関西風にいえば、マクドが伏線なんですが、兵庫県ロケは2拍3日だったでしょうか。ちょっと不便なところにありましたから。
だから、ビジネスホテルはなくて、和風の宿だったかと思います。
最終日、ロケが終わって、街に下りてきたときに、マックを見つけた彼が、叫んだのです。
まぁ、要するに、アメリカ人って、肉が食いたいし、ジャガイモが好きだし、アメリカンコーヒーを飲みたいのでしょう。
・・・
話しがそれました。
彼、SHさんといろいろと話したのですが、じつは、すでに、ある会社を館林で持っているというのです。しかも、年末は大忙しというのです。
そうなんです。クリスマスプレゼントとして大ブレークしていたんですね。年商はかるく億を越えているともいっていたと記憶しています。
SHさんの会社のサイトを拝見すると、ちょうど、私とお仕事した1999年には群馬県館林市に移転していたんですね。東京足立区から。
このあと、2007年に、栃木県佐野市にさらに移転しているのですね。
東京から地方に進出
取扱商品は、なんと日本が世界に誇る「プラモデル」なんだというのです。
英語版でオンラインショップを立ち上げ、販売しているらしいのです。
しかも、大当たり。
だから、巨大な倉庫が必要だというのです。
つまり、東京では、だめなんでしょう。
地代の安い、しかも、土地がどこにもある地方がいいのですね。
いかがですか。
地方の優位性。
彼、SHさんの会社のサイトはこちらです。
年商30億とあります。
どうやら、これは2018年6月の放送番組の内容ですね。
すごいでしょう。
これが、大規模な倉庫。
すごい量です。
実現できたのは、東京ではなく、栃木だったのですね。
さぁ、皆さん、いかが。