日本は、温泉大国かもしれません。
火山は、とりあえずいっぱいあります。地震も多いし。
まぁ、それはともかく、温泉大好きの私マリオは、出雲に来て、毎週のように日帰り温泉に行っていました。
いえ、白状します。
3日に一回は行っていました。
すごいでしょ。でもね、そんなにゼイタクだとは思えませんでした。
だって、日帰り温泉って、安いところが多いのです。
カクヤス温泉天国
東京の銭湯って、いま、おいくらぐらいなんでしょう。
400円はしていましたよね。
こちら、URLがおしゃれです。1010.or.jp 漢数字で表すと、千十 なんですね。
それはともかく・・湯銭です。
大人[12才以上] 470円(税込)
中人[6才以上12才未満(小学生)] 180円(税込)
小人[6才未満(未就学児)] 80円(税込)
ということですね。
要するに、470円です。
出雲市のほとんどの温泉は、現在600円です。ちょっとお高めですが・・
海潮温泉
少し車で走ると、海潮温泉というところがあります。
なんと、入浴料、聞いて驚いてください。300円です。
素敵でしょ。源泉かけ流しです。しかも、サウナ付き。
で。問題の入浴料は
大人(高校生以上)300円
小人(小中学生)150円
おどろきでしょ。
しかも、温泉の由来がすごいのです。
出雲国風土記(733年)によると「須我(すが)の小川の湯淵の村の川中に温泉あり」と、記され、この時代から海潮温泉は、こんこんと湧く名湯であったとうかがえます。
江戸時代には松江藩主、松平綱近公が何度も入浴された様子が『雲陽誌』に次のように書かれています。
゛熱くもなく、冷たくもなく、色清くして臭みなく、きず一切の攣縮(れんしゅく)に、肌や皮膚のしびれ、疥癬(かいせん)を治す。
ゆえに老少男女、浴する者、すこぶる奇功あり。有馬温泉、草津温泉、熱海温泉に比べればその名は及ばないが、その功はこれに過ぎたり。”
歴史があるのです。
少し松へ方面にいくと、
来待温泉
というのもありまして、そこは、ちょっとぬるいのですが、温めてあります。
ところが、夏は、露天風呂が、ぬるいまま。これが意外にいいのです。
内湯は、檜風呂と石風呂があって、週替わりだと思うのですが、男女入れ替わります。
いい感じでしょ。
こちら、入浴料が・・・
- 大人 410円(中学生以上)
- 小人 200円(3才以上~小学生以下)
- 障がい者・要介護・要支援認定者及び付き添いの方(同性1名まで)
大人210円 小人100円
ね。カクヤスでしょ。
さらに、おススメなのが、
湯村温泉
こちらは、ちょっと山間に入ります。
雲南市木次の深い渓谷沿いにあります。それだけでも、お勧めです。
お宿もありますが、日帰り温泉がまずは、おススメ。
眼下に斐伊川の流れが望めます。
気になる、こちらの入浴料が・・
大人350円・子供130円・幼児70円
※貸切露天風呂は上記料金とは別に、1回50分貸切の室料として1080円頂戴いたします。
いかがですか?
銭湯よりもずっとお手頃です。
さて、じつは、さらにお気に入りのお湯があります。その名も
ひかわ美人の湯
こちらの好きな点は、とにかく露天風呂が広いということです。
しかも、すべすべのお湯が、なんだか皮膚にいい感じがするのです。
露天はこちら。
でもって気になるのがその名前。美人の湯です。いわれがあります。当然です。
湯の川温泉は 神代の昔、
因幡の国の八上姫が
旅の疲れをこの温泉でいやされた
心身ともに元気になられ、
「火の山のふもとの湯こそ恋しけれ」
とうたわれたところから
美人の湯といわれるようになったとのことです。
また湯の川温泉は、
群馬県の川中温泉
和歌山県の竜神温泉と並んで
「日本三大美人の湯」と言われています。
八上姫にまつわる伝説なんです。
どうも、私マリオは神話には詳しくないのですが、悲恋の物語があるようです。
勉強しなくっちゃ。というところで、今日はこのあたりで。